代表取締役社長執行役員 中 西 英 一

底堅く推移した世界需要を着実に取り込んだ歯科・外科・機工の各事業が増収増益
となったほか、円安の進行で収益が大きくかさ上げされたことで、2023年上半期
の売上高・営業利益・EBITDA・親会社株主に帰属する四半期純利益のいずれも
三期連続で過去最高を更新しました。

今年3月、ドイツで開催された世界最大級の歯科展示会「IDS2023」に出展し、
世界最高の切削パワーを誇る歯科用ハンドピースの新製品「Ti-Max Z990L」を
発表しました。展示会中に当社ブースを訪れた世界中の歯科医師の方々から高く
評価されました。国内および欧州で販売開始しており、下半期には米国で販売開始
する予定です。各市場で拡販を進め、早期の収益貢献を目指します。

ここ数年、当社の生産活動の大きな支障となっていた部品不足の問題が解消に向かい、
また、これまで進めてきた生産増強の施策が効果をあげてきたこともあり、上半期の
生産量は大幅に改善しました。製品納期が正常化した現在、従来の納期長期化による
顧客離れを防ぐ “守りの営業” から、世界の需要を積極的に取り込む “攻めの営業” に
回帰し、さらなる成長の機会を掴んでまいります。

昨年12月に買収した独スピンドルメーカーイエガー社や、今年8月に買収を発表した
米デンタルチェアメーカーDCI社が当社グループに加わり、当社グループの総合力は
飛躍的に高まっていくものと確信しています。長期ビジョン「VISION2030」の実現と、
さらにその先の未来に向けて飛躍するべく、世界に広がるナカニシグループ
の全従業員がONE TEAMとなって前進し続けてまいります。

株主の皆様におかれましては、今後とも当社の成長にご期待いただくとともに、
引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。